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エアコン室外機は掃除が必要?掃除方法や業者に依頼した場合の値段は

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目次

  • 1. エアコンの室外機も掃除が必要
  • 2. エアコン室外機を掃除する頻度
  • 3. エアコンの室外機の掃除方法
  • 4. エアコン室外機の掃除を業者に依頼するメリット

1. エアコンの室外機も掃除が必要

エアコンの室外機は屋外に設置するものなので、雨や風の影響を受けても故障しないよう丈夫に設計されている。しかし熱交換器(フィン)にホコリが付着したり、汚れやコケなどで空気の循環が妨げられたりする場合がある。そうなると運転効率が下がって電気代が高くなりやすいため、エアコンの室外機は定期的に掃除したほうがいい。

そもそも室外機の仕組みって?どんな役割がある?

エアコンの室外機は室内機とパイプでつながっており、その間を冷媒と呼ばれるガスを移動させることで熱を運んでいる。室外機には、運び込まれた熱を熱交換器で冷却したり、熱を外へと排出したりする役割があり、内部にはガスを圧縮するコンプレッサーや熱を外に出すためのファンなどがある。

室外機は自分でどこまで掃除できる?

室外機の中まで分解する掃除の仕方は、素人には難しい。そのため、本格的に掃除したい場合は業者に依頼するのがおすすめだ。自分で行うのは熱交換器に付着したホコリ除去、吹き出し口にたまったゴミの処理、まわりについた砂ボコリや枯葉・クモの巣の掃除など、あくまで簡単な作業に留めてほしい。

2. エアコン室外機を掃除する頻度

エアコンの室外機を掃除する頻度は、1年か2年に1回程度を目安にしよう。特にエアコンをよく使うご家庭では、熱交換器が目詰まりしないよう年に1回程度は掃除するといい。

エアコンの室外機を掃除すべきタイミング

室外機を掃除するのは、エアコンを使い始める前のシーズンがおすすめだ。エアコンは特に夏と冬によく使われるので、5月か10月に掃除しておくと使いたいシーズンに不具合が起こるのを防げるだろう。

また、室外機からうるさいと感じるような異音がする場合は、内部に汚れがたまっている可能性もある。この場合も室外機を掃除しよう。

3. エアコンの室外機の掃除方法

ここでは、自分でできるエアコン室外機の掃除方法を解説する。用意するものは掃除機、雑巾、掃除用ブラシや古い歯ブラシなどだ。

エアコンの室外機を掃除する方法

  • まずは室外機の外側についた汚れを、濡れた雑巾などで拭いて落とそう。特に正面の吹き出し口は、掃除用ブラシや古い歯ブラシなどで汚れをかき出しておく。
  • 室外機の熱交換器(裏や側面にある薄い金属板)についたゴミやホコリは、ブラシ類で取り除き、掃除機で吸い取る。この部分は目詰まりを起こしやすいので、しっかり掃除しよう。
  • たまった水分を排出するための水抜き穴には、まれに汚れが詰まることがある。そのためブラシや割り箸などで汚れをかき出しておこう。
  • 忘れてはならないのが、室外機のまわりの掃除だ。まわりにものがあると空気の流れを妨げるおそれがあるので、ダンボールや鉢植えなどを置いていないか、落ち葉がたまっていないかチェックしよう。

室外機の掃除にスプレーはNG

エアコンの掃除には、スプレータイプのクリーナーが使用されることもある。しかし、室外機の掃除にはスプレーを使わないほうが無難だ。市販のエアコン用スプレークリーナーには、室外機の熱交換器を腐食させる成分が含まれているものがあるためだ。

4. エアコン室外機の掃除を業者に依頼するメリット

上でも解説したように、エアコン室外機の本格的な掃除は素人には難しいため、汚れがひどい場合などは業者に依頼したほうがいい。自分ではあくまで熱交換器に付着したホコリや大きなゴミの除去しかできないが、プロの業者に依頼した場合、エアコン室外機のパーツを分解して中までキレイにしてもらえる。異常なほどのうるさい音がする場合や、長年掃除しておらず汚れが気になる場合は、プロに依頼することも選択肢に入れてみてほしい。

室外機の掃除を業者に依頼した場合の値段

エアコン室外機の掃除をプロの業者にお願いすると、約1万~2万5千円の費用がかかる。できれば複数の業者に見積もりを依頼して値段を比較し、誠実に説明してくれるか、親身になってくれるかなどの要素も吟味しつつ業者を選ぼう。

結論

運転効率の悪化による電気代上昇を抑えるためにも、エアコンの室外機は定期的に掃除したい。まわりの落ち葉を取り除く、熱交換器や吹き出し口についたホコリを除去する、水抜き穴の汚れをかき取るなどの簡単な掃除でいいので、1~2年に1回を目安にメンテナンスしよう。