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中性洗剤とは?種類や家庭での使い方を徹底的に解説

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目次

  • 1. 中性洗剤とは?
  • 2. 家庭用中性洗剤の種類とは?
  • 3. 中性洗剤が使える意外なものとは?
  • 4. 中性洗剤を使うときの注意点

1. 中性洗剤とは?

まずは、中性洗剤とはどのような特徴をもつ洗剤であるのかを解説しよう。

中性洗剤の特徴

中性洗剤とは、合成界面活性剤を成分とする合成洗剤の1つだ。水溶液の液性単位であるpHが6から8未満にあるため、中性洗剤とよばれる。その性質から、アルカリ性の汚れと酸性の汚れの両方を中和しながら落とすことができるのが大きな特徴である。また、強力な酸性やアルカリ性の洗剤よりも肌に低刺激であるため、取扱いやすい点も特徴だ。

中性洗剤で落とせる汚れ

中性洗剤とは、軽度の汚れであればアルカリ性の汚れと酸性の汚れの両方を落とすことができるものだ。例えば、酸性のキッチンの油汚れやアルカリ性のトイレの汚れなどに効果が期待できる。

2. 家庭用中性洗剤の種類とは?

家庭用の中性洗剤とは、どのようなものかご存じだろうか。いくつか種類があるので紹介しよう。

台所・食器用中性洗剤

台所・食器用中性洗剤とは、花王のキュキュットなど食器を洗う洗剤のことだ。調理器具や食器の汚れを濃厚な持続性の高い泡で落とすことができる。泡切れがよいため、すすぎも短時間で済ませることが可能だ。台所・食器用中性洗剤には、除菌成分や保湿成分、さわやかな香りなどが加えられたものもある。

リビング用中性洗剤

リビング用中性洗剤とは、フローリングなどの家具を傷めることなく汚れを落とせる洗剤だ。皮脂やカビなどの汚れを浮かせて、簡単に取り除くことができる。

お風呂用中性洗剤

お風呂用中性洗剤とは、皮脂の汚れをスムーズに落とすことができるのが特徴の洗剤だ。カビの発生を抑える除菌成分を含むものもある。

トイレ用中性洗剤

トイレ用中性洗剤とは、便器だけでなく壁や床の汚れにも使用できるのが特徴の洗剤である。スプレータイプのものや便器掃除向けに粘度の高いものもあるため、用途に応じて選んだり希釈したり調整して使用することが可能だ。消臭成分や除菌成分を含む商品もある。

衣類洗濯用中性洗剤

衣類洗濯用中性洗剤とは、衣類の素材を傷めることなく汚れを取り除くことができるものだ。天然素材やオシャレ着など、デリケートな衣類を優しく洗えるのが特徴である。

3. 中性洗剤が使える意外なものとは?

こちらでは、中性洗剤を使用できる意外なものについて紹介しよう。

布マスク

布マスクを洗うときにも中性洗剤が使用できる。洗い方は、水1Lに対して中性洗剤2.5mlを溶解して、押し洗いをするとよい。マスクを洗うときには、汚れや病原菌を移し合わぬように、1枚ずつ洗うのがおすすめだ。

中性洗剤とは、靴を洗うときにも使用可能な洗剤だ。埃や土など目立つ汚れは、先にブラシや雑巾で取り除き、靴の入る大きさの洗面器などに靴がひたるほどの水をはったら中性洗剤を溶解して洗おう。

パフやメイクブラシ

中性洗剤は、パフやメイクブラシにも使用できる。水200mlに対して中性洗剤1mlを目安に溶解し、パフやメイクブラシを洗おう。

メガネ

メガネの汚れも中性洗剤が使用できる。先に水でメガネ全体の汚れを洗い流し、指先に中性洗剤を付けて泡立ててからそっと優しく洗おう。

4. 中性洗剤を使うときの注意点

中性洗剤とは、さまざまな用途に使用できる肌や素材に優しい洗剤だ。ただし、使う際には注意点もある。素材に優しいとはいえ、中性洗剤を使用した後に成分を残ったままにしておくと素材を傷める原因になる。そのため、中性洗剤を使用した後は十分に洗い流したり、水拭きして取り除いたりすることが大切だ。また、長時間つけ置きすることも素材に悪影響を与えてしまう場合があるので注意していただきたい。

結論

今回は、中性洗剤とはどのようなものであるのか、特徴や種類、注意点について詳しく解説した。中性洗剤は、家庭用品や家庭内の掃除などさまざまな場所で使用できる洗剤だ。当記事の内容を参考に、中性洗剤を適切に使用して快適な生活に活かしていただきたい。