目次
- 1. マットレスにカビが生えてしまう原因
- 2. マットレスのカビの取り方
- 3. マットレスのカビ取りに塩素系漂白剤はNG
- 4. 今日からできるマットレスのカビ対策
- 5. 赤ちゃんのマットレスのカビの取り方と対策
- 6. マットレスの寿命や処分方法も知っておこう
1. マットレスにカビが生えてしまう原因

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マットレスはカビが好む環境になりやすい
カビの繁殖には「温度」「湿度」「エサ」が必要だ。温度が20~30度、湿度が60%以上がカビにとって最も適した環境になる。就寝時に使用するマットレスは体温で温まりやすく、さらに寝汗を吸って湿気を溜め込む。そのうえホコリや皮脂、ダニの死骸などのエサも豊富。このように3つの条件が揃うことで、マットレスにカビが発生するわけだ。カビを放置するとどんなリスクがある?
マットレスのカビを放置すれば、空気中に広がった胞子を吸い込んでしまう。それはアレルギーや喘息、皮膚炎、肺炎などさまざまな症状の原因になる。また増殖して広がると、ベッドや壁などほかの場所にカビが移る可能性も考えられる。カビ特有の嫌なにおいもあるので、すぐに掃除してキレイに取り除くことが重要だ。2. マットレスのカビの取り方

消毒用エタノールを使う
- キッチンペーパーでカビを拭き取る
- 消毒用エタノールを吹きかけて1時間ほど放置する
- お湯に浸したタオルで叩くように拭き取る
- ドライヤーで乾燥させたあと風通しがいい場所で陰干しする
市販のカビ取りスプレーを使う
- カビ取りスプレーを吹きかける
- 30分ほど放置して乾燥させる
- 落ちていないときはもう一度吹きかけて乾燥させる
カビ臭いマットレスには重曹とエタノールがおすすめ
- 水(300ml)と重曹(大さじ2)をスプレーボトルに入れて混ぜる
- 重曹水をカビに吹きかけたら5分ほど放置する
- 布で叩くようにカビの部分を拭き取る
- 消毒用エタノールをカビ部分に吹きかけて1時間ほど放置する
- キッチンペーパーで拭き取りドライヤーで乾かして陰干しする
取れないカビは業者に相談するか買い替えを検討する
カビの状態が酷いと自分では落とせないことがある。カビをしっかり除去したいなら、クリーニング業者に相談しよう。ただし、業者に依頼すると料金は7,000円~20,000円ほどかかる。状態が酷かったり、古かったりするマットレスなら、買い替えを検討してほしい。3. マットレスのカビ取りに塩素系漂白剤はNG

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4. 今日からできるマットレスのカビ対策

マットレスを立てて湿気を飛ばす
カビ対策をするなら、マットレスに湿気を溜めないことが重要だ。月に1回はマットレスを立てて、風に当てて湿気を飛ばそう。起床後に掛け布団をあげて湿気を逃がす、3ヶ月に1回ほど裏表や上下を入れ替えるといった対策と一緒に実践しよう。マットレスを床に直に敷かない
マットレスを直接敷くと床との間に湿気が溜まる。底面にカビが生えやすくなるので、ベッドと組み合わせて使おう。すのこベッドなど、通気性のいいベッドフレームを使えばさらに効果的だ。寝室を換気する
寝室には湿気がこもりやすいため、換気をして空気の入れ替えをしよう。窓や扉を開けて空気を循環させることで、カビの養分になるハウスダストも除去できる。扇風機やサーキュレーターを使うのもおすすめだ。換気が難しい時期は、エアコンのドライ機能や除湿機を活用してほしい。5. 赤ちゃんのマットレスのカビの取り方と対策

カビの取り方
強い成分が含まれていない「消毒用エタノール」を使って、カビ取りをする。スプレーボトルで吹きかけたら、ぬるま湯に浸して絞った布でつまむように拭き取ろう。何回か繰り返してしっかり殺菌しておくと安心だ。あとは湿気が残らないように、陰干しで乾燥させよう。カビを予防する方法
基本的なカビの予防方法は上記を参考にしてほしい。また、ベビーベッドの上にすのこを敷き、その上にマットレスを敷けば湿気がこもりにくくなる。すのことベッドの間にバスタオルを敷いて、湿気を吸収させるのもおすすめだ。6. マットレスの寿命や処分方法も知っておこう

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