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空気清浄機の掃除方法をパーツ別に解説!汚れを放置するリスクとは?

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目次

  • 1. 空気清浄機の掃除が大切な理由
  • 2. 空気清浄機の掃除方法
  • 3. 空気清浄機の掃除の頻度とフィルターの交換時期
  • 4. 空気清浄機の掃除の手間を減らすには?
  • 5. 空気清浄機の機能を維持するためにも定期的に掃除を

1. 空気清浄機の掃除が大切な理由

空気清浄機を掃除せずに使い続けていると、さまざまな不具合が起こるので注意が必要だ。

性能の低下や故障を招くおそれがある

空気清浄機には、集塵や脱臭のためのフィルターが装着されている。掃除をせずにそのままホコリが溜まっていくと空気清浄機は本来の力を発揮できずに、吸引力や排出力が弱くなってしまう。さらに空気清浄機に大きな負荷がかかるため、故障の原因にもなる。

電気代に影響を与えることも

前述したようにフィルターなどにホコリが溜まっていると、吸い込みが悪くなる。とくに自動運転にした場合には、電気代にも影響する可能性があるので注意が必要だ。性能が低下していると空気がなかなかキレイにならず、部屋のニオイが取れないことになる。その際に自動で常に「強」運転になっていたら、結果的に電気代もかさんでしまうだろう。

2. 空気清浄機の掃除方法

空気清浄機は、意外と汚れている。掃除をこまめに行うことが必要だ。

本体パネル

  • よく絞った柔らかい布でふく。
  • 油やヤニなど汚れが気になる場合には、中性洗剤を使う。
  • 電気プラグは乾いた布でふく。
本体パネルは、かたい布で強くこすると表面が傷つく原因になるので注意しよう。

プレフィルター

  • 新聞紙などの上に置いてホコリを掃除機などで取る。
  • 汚れが気になるときは、水洗いをする。
プレフィルターのホコリを掃除機で吸い取るときには、強くこすったり押したりしないようにブラシを使うといい。水洗いしたあとは、陰干しにして十分に乾かそう。

脱臭フィルター

  • 両面のホコリを掃除機などで取る。
脱臭フィルターはとてもデリケートだ。強く押し付けて掃除機をかけると傷がつきやすいので注意しよう。また、水洗いできない脱臭フィルターも多いので取扱説明書で確認しておこう。

集塵フィルター

  • 表面のホコリを掃除機などで取る。
  • 裏面はそのまま掃除機はかけないでおく。
集塵フィルターも脱臭フィルター同様とてもデリケートなので、強く押し付けて掃除機をかけると傷がつきやすいので注意しよう。また、集塵フィルターも水洗いできないものが多いため、こちらも取扱説明書で確認しておこう。

加湿タンク

  • 本体から加湿タンクを取り出す。
  • キャップを外し、タンクの内側を水洗いする。
加湿タンクの内部は水垢が溜まりやすく、水洗いだけでは取れないことがある。その場合には、加湿器専用洗剤やクエン酸を使うとキレイに取れる。加湿器用洗剤は水2Lに約20mL、クエン酸水は水3Lに大さじ2杯入れてよくかき混ぜて使おう。

加湿フィルター

  • 水かぬるま湯で押し洗いする。
加湿フィルターはブラシでこすったり、洗濯機で洗わないようにしよう。ニオイや汚れが取れないようなら、クエン酸水に30分程度浸け置き洗いしてからしっかりとすすいでほしい。

3. 空気清浄機の掃除の頻度とフィルターの交換時期

空気清浄機の掃除やフィルター交換は、どれくらいの頻度で行えばいいのだろう。タバコを吸う、自動車の往来の激しい場所にあるなど環境的な要因もあるが、およその目安を覚えておこう。

各パーツの掃除の頻度

各パーツの掃除頻度は以下の通りだ。
  • 本体やパネルは約1カ月に1回程度
  • 集塵フィルターは約2週間に1回程度
  • 脱臭フィルターは汚れが気になったとき
  • タンクは毎日
  • 加湿フィルターは約1カ月に1回程度

フィルターの交換時期の目安

空気清浄機のフィルター交換は、ほとんどのメーカーで10年に1度の交換を推奨している。ただし、部屋の環境によってフィルターの寿命が短くなることもある。ニオイが取れにくくなったり、掃除をしても改善されなかったりする場合には、フィルター交換の時期だと思っていいだろう。

4. 空気清浄機の掃除の手間を減らすには?

空気清浄機の効果を維持するためには、こまめな掃除が大切だ。できるだけ空気清浄機の掃除を楽にするためのコツがいくつかあるので紹介しよう。

使い捨てフィルターを貼る

使い捨てのフィルターをパネルに取り付けるだけで、脱臭、集塵フィルターの汚れが少なくなるので掃除が楽になる。使い捨てのフィルターが汚れたら取り替えるだけで済む。

部屋をこまめに掃除する

部屋にホコリがあると、それを吸い込んだ空気清浄機のフィルターに汚れが溜まっていく。部屋をこまめに掃除することで、空気清浄機の負担も軽くなる。

加湿タンクの水は毎日入れ替える

加湿器付きの空気清浄機は、加湿タンクの水を毎日取り換えることをおすすめする。加湿タンクに水を入れっぱなしにしておくと雑菌が繁殖しやすくなり、その雑菌を部屋中にまき散らすことになるからだ。

5. 空気清浄機の機能を維持するためにも定期的に掃除を

ウイルスや花粉などを除去する空気清浄機は、ただ稼働させておくだけではその効果は維持することができない。せっかく空気清浄機を設置するなら、フィルターの掃除などをこまめに行うことが重要だ。空気清浄機の掃除は、置かれている環境に大きく左右される。取扱説明書におよその掃除頻度が記されているが、ときどきフィルターの汚れ、ニオイが取れているかなどチェックすることが大切だ。空気清浄機の機能をフル活用できるように定期的な掃除を心がけよう。

結論

空気清浄機の掃除が大切な理由は、性能の低下、故障、そして電気代に影響を与えてしまうからだ。とくにフィルターの掃除は重要で、空気清浄機の効果に直結する。フィルター交換は10年に1度といわれるが、環境に左右されるので効果が感じられなくなった時点で交換しよう。こまめに掃除をして、快適な空間をキープしてほしい。