目次
- 1. オキシクリーンとは
- 2. オキシクリーンの使い方|洗濯編
- 3. オキシクリーンの使い方|トイレ掃除編
- 4. オキシクリーンの使い方|お風呂掃除編
- 5. オキシクリーンの使い方|茶渋落とし編
- 6. オキシクリーンの使い方|靴の汚れ落とし編
- 7. オキシクリーンの使い方|換気扇などのキッチンまわり編
- 8. オキシクリーンの使い方|家中の掃除編
- 9. オキシクリーンを使うにあたっての注意点
- 10. オキシクリーンは使い方いろいろ!家中の掃除に活用しよう
1. オキシクリーンとは

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オキシクリーンの成分
オキシクリーンに含まれる成分は、酸素系の過炭酸ナトリウムとアルカリ剤の炭酸ナトリウムである。過炭酸ナトリウムは、活性酸素を発生させてにおいや汚れを落とす働きをもつ。また、酸素系の成分であるため鼻をつくような強いにおいをもたず、染料を脱色しにくいのが特徴の酸素系漂白剤だ。オキシクリーンの魅力
オキシクリーンは、衣類だけでなく台所や浴室、玄関など家中のさまざまな場所の掃除に用いることができるのが大きな魅力だ。また、手間をかけずに効率よく、においや脱色を気にせずに除菌や消臭もできる点も魅力といえるだろう。オキシクリーンで落ちる汚れ
汚れの種類や程度によりオキシクリーンの効果は異なるが、汗や皮脂、食べこぼし、泥汚れ、浴室の汚れ、タオルのにおいなどを落とすことができる。「オキシ漬け」「オキシ足し」など使い方はいろいろ
頑固な汚れには、適量のオキシクリーンを溶かした溶液に浸してから洗濯する「オキシ漬け」という方法も人気だ。また、手軽な漂白方法の1つとして、洗濯機を使用した普段の洗濯に適量のオキシクリーンを加える「オキシ足し」という方法もある。日本版とアメリカ版はどこが違う?
日本版とアメリカ版のオキシクリーンの違いは、界面活性剤が含まれているか否かである。アメリカ版には、界面活性剤が含まれているため泡立ちが強く、洗浄力が高いのが特徴だが、成分を十分に洗い流すのに手間がかかる場合もある点に注意が必要だ。オキシクリーンは通販や薬局で購入できる
オキシクリーンは、薬局、ホームセンター、スーパーなど身近な店舗や通販などで購入することができる。2. オキシクリーンの使い方|洗濯編

衣類などの洗濯物には「オキシ足し」
衣類などの洗濯には、水量に対して適量のオキシクリーンと洗濯用洗剤を洗濯槽に直接注いで洗濯する「オキシ足し」が手軽である。頑固な汚れには「オキシ漬け」
頑固な汚れには、「オキシ漬け」がおすすめだ。40℃から60℃のお湯に適量のオキシクリーンを溶かして溶液を作り、20分程度浸した後に流水でよくすすぎ、洗濯する。洗濯槽もオキシクリーンで洗浄できる
オキシクリーンは洗濯槽の洗浄にも使用できる。具体的には、洗濯槽の高水位までお湯をはり、適量のオキシクリーンを注ぎ5分ほど稼働させた後に、最長で6時間までオキシ漬けにする方法だ。浮いた汚れを適宜ネットなどで取り除き、最後に通常の洗濯コースで稼働させて終了する。ステンレス素材は、長時間オキシ漬けにすると変色する可能性があるため注意が必要だ。3. オキシクリーンの使い方|トイレ掃除編

トイレの黒ずみの掃除方法
トイレの黒ずみには、オキシクリーンと重曹を1対1の割合で準備し、ぬるま湯を加えてペースト状になるまで混ぜたオキシペーストが役立つ。黒ずみが気になる部分にペーストを塗布し、1時間ほど放置した後に磨いたり、拭き取ったりする方法だ。この方法は、便器の内側だけでなく外側にも使用できる。トイレタンクの掃除方法
トイレタンクには、オキシクリーンを溶かした溶液を注ぎ、トイレを使用せずに6時間ほど放置する掃除方法がおすすめだ。トイレのタンクの水は使用後に自動的に新しい水と入れ替わるため、放置した後はすすぐ必要がなく掃除を完了できる。4. オキシクリーンの使い方|お風呂掃除編

浴槽や風呂釜の掃除方法
浴槽には、40℃から60℃のお湯80Lに対し付属スプーン20杯のオキシクリーンを入れ、最低20分、最長6時間のオキシ漬けをする掃除方法がある。気になる部分は、スポンジなどで磨いた後に流すとキレイに仕上げられる。お風呂の床や壁の掃除方法
お風呂の床は、排水口にふたをしてオキシクリーンを付属スプーン5杯ほど床にまき、ぬるま湯のシャワーで溶かして床全体を浸して最低20分ほどオキシ漬けするとよい。壁の汚れには、同量のオキシクリーンと重曹をぬるま湯で溶いたオキシペーストを使用する。ペーストを塗って、1時間後に水で流そう。お風呂の排水口の掃除方法
お風呂の排水口には、オキシ漬けがおすすめだ。40℃から60℃のお湯4Lに付属スプーン1杯ほどのオキシクリーンを溶かし、排水口の部品を溶液の中に1時間ほど浸してから洗い流すとよい。5. オキシクリーンの使い方|茶渋落とし編

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オキシクリーンで茶渋を落とす方法
40℃から60℃のお湯4Lに付属スプーン1杯ほどのオキシクリーンを溶かし、溶液をスポンジに含ませ、茶渋の気になる部分を磨く。また、それでも茶渋が気になる場合は、オキシクリーンを溶かした溶液に茶渋を落としたいものを浸して、オキシ漬けにするとよい。6.

オキシクリーンで靴の泥汚れなどを落とす方法
オキシクリーンは、泥で汚れた靴や上履きにも使用できる。先に目立つ泥汚れやほこりをブラッシングで取り除いておくと、よりキレイに仕上げられる。お湯4Lにスプーン1杯のオキシクリーンを溶かした溶液に、泥汚れは1時間から6時間を目安に、上履きは20分ほどを目安にオキシ漬けにする。その後、ブラシなどで優しく洗い流す。7. オキシクリーンの使い方|換気扇などのキッチンまわり編

換気扇の掃除方法
4Lのお湯にスプーン1杯のオキシクリーンを溶かした溶液に、分解した換気扇のパーツを浸してオキシ漬けした後に、スポンジなどで磨いて汚れをとる。シンクの掃除方法
シンクも排水口にふたをして、オキシクリーンを溶かした溶液を溜めてオキシ漬けをするとよい。シンクの大きさや容量はそれぞれ異なるため、状況に応じてオキシクリーンの量を調整していただきたい。ガスコンロの掃除方法
オキシクリーンを溶かした溶液を布やスポンジにしみこませて汚れを拭き取り、仕上げに水拭きをして掃除を完了する。8. オキシクリーンの使い方|家中の掃除編

ベランダの掃除方法
ベランダには、お湯4Lにスプーン5杯分のオキシクリーンを入れた溶液を床にまいて、1時間ほど放置した後にブラシなどで磨くとキレイに黒ずみを取り除くことができる。リビングの掃除方法
リビングの壁の汚れには、お湯4Lにスプーン1杯のオキシクリーンを混ぜた溶液を使う。キッチンペーパーなどに含ませてパックのように浸してオキシ漬けすると、汚れを浮かせることができる。仕上げに浮いた汚れをタオルなどで取り除く方法だ。窓の掃除方法
同じ分量で作ったオキシクリーンの溶液をタオルに含ませて、窓やサッシを拭くとキレイに汚れを取り除くことができる。仕上げには、清潔なお湯を含ませたタオルで成分を拭き取るとよい。照明の掃除方法
照明の掃除も、同じ分量でオキシクリーンを溶かした溶液を使用する。布やスポンジにしみこませて汚れを拭き取り、仕上げに水拭きをして掃除を完了する。カーペットの掃除方法
カーペットの掃除は、40℃から60℃のお湯0.5Lに付属スプーン4分の3杯分のオキシクリーンを溶かした溶液を使用する。汚れ部分に直接、その溶液をかけて5分ほど放置した後、乾いた清潔なタオルで汚れと溶液を叩くように取り除く。最後に水拭きをして完了するとよい。カーテンの掃除方法
カーテンの掃除には、お湯4Lにスプーン1杯のオキシクリーンを溶かし、オキシ漬けを20分ほどしてから、洗濯機で洗う方法が効果的だ。9. オキシクリーンを使うにあたっての注意点

ゴム手袋を着用する
オキシクリーンは、弱アルカリ性の酸素系漂白剤であり、油汚れもしっかりと取り除くことのできる高い洗浄力をもつ。皮膚に付着すると皮膚に必要な油分までを取り除き、乾燥させたり、肌荒れを生じさせたりする原因になるため、オキシクリーンの使用時はゴム手袋を必ず着用することが大切だ。アルミ素材などには使用しない
オキシクリーンは、アルミを溶かして破損させてしまう。また、ステンレスなども劣化させてしまうことがあるため、使用時には素材を確認することが大切である。洗濯表示を確認する
ウールやシルクなどは、オキシクリーンを使用すると素材を傷める危険性があるため、必ず洗濯表示を確認してから使用いただきたい。そのほか使用する製品の説明書や注意点をよく読む
オキシクリーンは、衣類だけでなくあらゆる掃除にも使用できるが、革製品や畳、仕上げ木材などには、素材を傷めたり変質させたりするため使用できない。そのため、オキシクリーンを使用する前には説明書や注意点をよく読むことが重要だ。10. オキシクリーンは使い方いろいろ!家中の掃除に活用しよう

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