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電気ポットの正しい掃除方法!重曹とクエン酸で汚れがピカピカに!

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目次

  • 1. 電気ポットの汚れの原因
  • 2. 電気ポットを掃除しないデメリット
  • 3. 電気ポット内側の掃除方法
  • 4. 電気ポット外側の掃除方法

1. 電気ポットの汚れの原因

電気ポット内側の汚れの原因

電気ポットの内側が汚れる主な原因は水垢だ。これは水道水に含まれるミネラル成分が残ったもので、蓄積されると白いうろこ状の汚れになる。水道水が原因であるため防ぐのは難しく、放置すると落ちにくくなるためこまめな掃除が必要だ。

電気ポット外側の汚れの原因

電気ポットの外側には、手垢や食べ物や飲み物にお湯を注いだときの飛び跳ねが付着する。キッチンで使用している場合、調理で水蒸気になって広がる油汚れも付きやすい。こういった汚れはベタベタとしていてホコリなどを吸着するので、定期的にキレイにしておく必要がある。

2. 電気ポットを掃除しないデメリット

電気ポットの水垢を放置すると、お湯ににおいがついてしまう。さらに熱効率が悪くなったり、給水ポンプが詰まったりする原因にもなる。なお、使用しないとき濡れたまま放置するとカビが発生するので、掃除してから保管することも重要だ。

電気ポットの適切な掃除頻度

電気ポットの掃除は、1~3ヶ月に1回を目安にしよう。汚れを放置すると蓄積されて落としにくくなるため、早めに掃除することが重要だ。1ヶ月に1回ほど掃除すれば汚れは簡単に落とせる。逆に3ヶ月以上放置してしまうと、1回の掃除で落ちないことがあるので注意しよう。

3. 電気ポット内側の掃除方法

電気ポットの内側に付着する水垢はアルカリ性の汚れだ。酸性のクエン酸で中和させて落とそう。

クエン酸を使った掃除方法

  • コップにクエン酸30g(大さじ2~3)とぬるま湯を入れて混ぜる
  • 溶かしたクエン酸を電気ポットに入れる
  • 満水表示まで水を入れて沸かす
  • お湯が湧いたら2時間程度放置し、プラグを外して湯捨て位置から捨てる
  • 新しい水を入れて沸かす
  • 給水ポンプをすすぐためにコップ1杯ほど給水する
  • 残ったお湯を湯捨て位置から捨てる
フィルターやカートリッジの取り外しが必要な電気ポットもある。詳しい掃除の仕方は、説明書で確認しておくと安心だ。なお、上記の方法で落ちないときは、同じ手順をもう一度繰り返してほしい。

クエン酸はお酢で代用可能

クエン酸がない場合は、同じ酸性の酢(コップ1杯)で代用が可能だ。すし酢のような調味料が入った酢は向いていないので、穀物酢などを用意しよう。基本的な掃除の仕方はクエン酸を使った方法と同じだ。ただし、酢には特有のツンとしたにおいがあり、パッキンに移る可能性がある。すすぎの回数を増やすといった工夫が必要だ。

洗剤を使った掃除方法

専用の洗剤を使用して電気ポットを掃除する方法だ。クエン酸が個装になったタイプと、異なる薬剤を使ったタイプの2種類あるので、特徴を確認してから購入してほしい。使い方はつけ置きが基本だが、詳しい掃除の仕方や放置する時間は商品によって異なる。事前に取扱説明書で確認しておこう。

4. 電気ポット外側の掃除方法

電気ポットの外側につく手垢や油汚れは、酸性の性質がある。アルカリ性の重曹やアルカリ電解水で掃除しよう。

重曹を使った掃除方法

  • ぬるま湯(400~500ml)に重曹(大さじ1)を入れて混ぜる
  • 重曹水をふきんに含ませてかたく絞る
  • 電気ポットの外側や注ぎ口の周りを拭く
  • 重曹が残らないように水拭きする
細かい部分の掃除には古い歯ブラシを使おう。カップ麺やインスタントコーヒーにお湯をそそぐ注ぎ口はとくに汚れやすいので、しっかりと掃除してほしい。

アルカリ電解水を使った掃除方法

アルカリ電解水をキッチンペーパーに吹き付けて汚れを拭き取っていこう。キッチンペーパーにアルカリ電解水を染み込ませて電気ポットの汚れに貼り付け、放置してから拭き取れば頑固な汚れが落ちやすい。細かい部分の汚れは歯ブラシで掃除しよう。

結論

電気ポットの掃除方法は内側と外側で異なる。内側に溜まる水垢には、クエン酸や専用の洗剤を使ったつけ置きが有効だ。外側に付着した皮脂や油汚れは、重曹やアルカリ電解水で拭き取ればスッキリと落とせる。1~3ヶ月の頻度を目安に掃除をして、電気ポットを清潔に保ってほしい。