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レンジフードの掃除方法 | 油汚れの簡単な落とし方を解説

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目次

  • 1. レンジフードの汚れの原因
  • 2. レンジフードの外し方
  • 3. 自分でレンジフードを掃除する方法
  • 4. レンジフード掃除は重曹が洗剤代わりになる
  • 5. レンジフードを掃除する際の注意点

1. レンジフードの汚れの原因

レンジフードの汚れは、主に油汚れとほこりが原因である。これらの汚れを溜めてしまうと掃除も手間と時間を要する。そのためレンジフードは、定期的に掃除をしてキレイにしておきたい。

掃除する頻度は?

レンジフードを掃除する頻度は、調理に油を使用する程度によっても異なる。頻繁に油で揚げ物などの調理をする場合は、1年に1度を目安に掃除するとよいだろう。頻度が少ない場合は、2年から3年に1度を掃除の目安にしてほしい。油汚れをレンジフードに溜めないようにするためには、理想は3か月に1度の掃除といわれている。

2. レンジフードの外し方

レンジフードの掃除方法を解説する前に、まずはフィルターとシロッコファンの外し方を解説しよう。安全確保のために、フィルターやシロッコファンを外す前には電源を切ったり、コンセントを抜いたりして、掃除中に作動しないようにしてほしい。

フィルターの外し方

  • 留め金などをはずしたり、スライドさせたりしてレンジフードのカバーを外す
  • 取っ手をもち、フィルターを外す

シロッコファンの外し方

  • フィルターを先に外しておく
  • ベルマウスの縁にある蝶ネジを反時計回りに回して外す
  • ベルマウスの中心にあるネジを反時計回りに回し、ベルマウスやファンが落下しないように押さえながら外す

3. 自分でレンジフードを掃除する方法

ここからは、自分でレンジフードを掃除する方法を紹介しよう。

フィルターの掃除方法

中性の台所用洗剤と掃除用ブラシを用いてフィルターを掃除する。洗浄力の高い成分を含む洗剤を最初から使用すると、破損する危険性もあるため、はじめて掃除するときは台所用洗剤でフィルターの状態を確認するとよいだろう。

シロッコファンの掃除方法

シロッコファンの油汚れは、マジックリンなどの油汚れに効果的な洗剤を60度のお湯に適量溶解し、そこに浸け置きして柔らかくすることが大切だ。汚れが少ない場合は5分ほどを目安に浸け置きし、汚れが強い場合は30分ほど放置するとよい。浮いた油汚れは、へらや不要になったプラスチック製のカードなどを用いて削ぎ取るように取り除くのがおすすめだ。

レンジフード内側の掃除方法

レンジフード内側の汚れには、油の洗浄力の高いアルカリ洗剤を吹きかけ、5分から10分ほど放置してから拭き取るとよい。

レンジフード外側の掃除方法

レンジフードの外側は、洗浄力の強い洗剤を用いて強く擦るとコーティングなどが剥がれてしまう危険性がある。そのため、中性の台所用洗剤を吹きかけ、ラップやキッチンペーパーなどで覆い、放置して汚れを浮かせた後に優しく拭き取るとよいだろう。油汚れがなかなか取れないときは、ドライヤーなどでラップの上から汚れた部分を少し温めると汚れが浮きやすくなる。

4. レンジフード掃除は重曹が洗剤代わりになる

レンジフードの掃除には、重曹も活用できる。こちらでは、レンジフードの掃除に重曹を使うメリットと重曹スプレーの作り方などを説明しよう。

重曹はアルミ製品には使用不可

重曹はアルカリ性のため、レンジフードにこびりついた酸性の油汚れと中和して効率的に汚れを落とすことが可能だ。環境や人体にもやさしい成分でできているので、アルカリ性洗剤に抵抗がある方にもおすすめのアイテムといえる。しかし、アルミ製品にアルカリ性の重曹を使用すると変色させてしまう危険性があるため、使用は避けるとよいだろう。重曹を使用するときには、事前にレンジフードの素材を確認してほしい。掃除には、重曹水をスプレーボトルに入れたものを準備しておくと、より効率的にレンジフードを掃除できる。重曹水は、大さじ1の重曹を、水200mlに十分に溶解して作るとよい。

5. レンジフードを掃除する際の注意点

最後に、レンジフードを掃除する際の注意点について解説しよう。

ブレーカーを切っておく

レンジフードの掃除中に、換気扇が作動してしまうと大変危険である。そのため、レンジフードを掃除をするときは、ブレーカーを落としたり、必ず電源プラグを抜いたりしてほしい。

汚れが付かないように周囲を保護する

レンジフードを掃除するときには、取り除いた汚れや洗剤などが跳ねたり、落ちたりすることもある。レンジフードを掃除する際は、周囲にある調理器具や壁などを覆って保護しておいたほうがよいだろう。

ゴム手袋を着用する

レンジフードを掃除するときは、ゴム手袋を着用しよう。レンジフードを掃除するときに使用する洗剤は、肌荒れを生じる成分を含むものもある。重曹も人の皮膚の成分であるたんぱく質を溶解する性質をもつため、手荒れなどの原因にもなる。また、レンジフードの部品は鋭利なものもあるため、けがを防ぐためにもゴム手袋を着用して掃除することが大切だ。

結論

今回は、レンジフードの汚れの原因から、レンジフードの外し方、自分で掃除する方法、効率的に掃除できる重曹の使い方、注意点などについて詳しく解説した。レンジフードの掃除は、家庭にあるアイテムを使用してできるため、ぜひ当記事を参考に定期的に掃除してほしい。