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洗濯機のオキシ漬けのやり方 | 浸け置きする量や時間も解説

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目次

  • 1. オキシ漬けに使うオキシクリーンとは?
  • 2. 洗濯機をオキシ漬けする前の確認事項
  • 3. 洗濯機のオキシ漬けのやり方
  • 4. オキシ漬けした洗濯機をキレイに保つコツ

1. オキシ漬けに使うオキシクリーンとは?

オキシ漬けに使用するオキシクリーンは、「グラフィコ」が販売する酸素系漂白剤だ。いろいろな種類があるが、粉末タイプのものが代表的。性質は弱アルカリ性で、油など酸性の汚れに高い効果を発揮する。漂白、消臭、除菌などの効果があり、洗濯や掃除などさまざまな用途に使用することが可能だ。お湯に溶かして漬け置きする「オキシ漬け」は、頑固な汚れに効果がある。洗濯機にたまった汚れを除去したいときにもおすすめだ。なお、通常のオキシクリーンでも洗濯機のオキシ漬けはできるが、専用の洗濯槽クリーナーもあるので、ぜひチェックしてほしい。

2. 洗濯機をオキシ漬けする前の確認事項

洗濯機をオキシ漬けするときの確認事項をまとめた。トラブルを防ぐためにも、使い方のポイントをあらかじめチェックしておこう。

オキシクリーンが使えるか確認する

まずは洗濯機の説明書でオキシクリーンが使えるかを確認する。酸素系漂白剤が禁止されている場合は、使用をやめた方がよいだろう。オキシクリーンの説明もあわせてチェックしておくことが大事だ。また、ステンレス槽の場合はオキシ漬けする時間に注意しよう。長時間の使用は変色の原因になるので、最長でも6時間までにする。オキシクリーンの成分が残らないように、オキシ漬けのあとはしっかりと洗浄してほしい。

オキシクリーンの使用量を確認する

オキシクリーンの使用量は「お湯4Lに対して28g」が目安だ。オキシクリーンなら付属のスプーンで1杯、オキシクリーンEXならライン2にあたる。例えば、お湯が68Lだとスプーン17杯、ラインでは4×4杯くらいだ。洗濯機の最大水量を確認してから、オキシクリーンの使用量を量ってほしい。付属のスプーンを使用する場合は、最大水量を4で割れば使用量(杯)が分かる。なお、汚れ具合にあわせて使用量を調整してもOKだ。

3. 洗濯機のオキシ漬けのやり方

オキシ漬けのやり方は洗濯機の種類で異なる。縦型とドラム式に分けて手順を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

縦型洗濯機の場合

  • 槽洗浄コースを選んで給水する
  • 水4Lに対して28gの分量でオキシクリーンを入れる
  • かくはんしたのを確認したら、一時停止を押して2~4時間ほど放置する
  • 浮いてきたゴミをごみ取りネットですくい取る
  • 運転を再開して終わるまで待つ
オキシ漬けの効果を高めたいなら、40~50度くらいのお湯を使うのがおすすめだ。給水しながらお湯を入れて温度を調整しよう。槽洗浄コースの詳しい使い方は、説明書やメーカーの公式サイトで確認してほしい。

槽洗浄コースがない場合

  • お湯(40~50度)を最高位まで入れる
  • 5分ほど運転したら、停止して6時間ほど放置する
  • 浮いてきた汚れをごみ取りネットですくい取ってから排水する
  • 通常の洗濯コースを選んで1サイクル回す(汚れが浮く場合は繰り返す)

ドラム式洗濯機の場合

  • お湯と適量のオキシクリーンを混ぜる
  • 洗濯機に溶液を入れる
  • 通常の洗濯コースを選んで1サイクル回す
40~50度のお湯で溶かしたオキシクリーンを入れるのがポイントだ。洗濯機のオキシ漬けが終わったら、洗濯槽の中やゴムパッキンの汚れをキレイに拭き取ろう。

4. オキシ漬けした洗濯機をキレイに保つコツ

オキシ漬けしたあとは、洗濯機をキレイに保つことが重要だ。簡単に実践できる3つのコツを解説する。

洗剤や柔軟剤を入れすぎない

洗剤や柔軟剤の量が多いと溶け残ってカビの養分になってしまう。多く入れても汚れ落ちや柔軟剤の効果は変わらないので、適量を守ることが重要だ。洗剤のパッケージと表示される水量を確認して、性格に計量してから入れてほしい。

使用後は洗濯機を自然乾燥させる

洗濯機の使用後にフタを閉めると、湿気がこもってカビが発生しやすくなる。フタをしばらく開けて自然乾燥させよう。ただし、ドラム式の場合はお子さんやペットが入る可能性があるので、十分に注意してほしい。洗濯機に「槽乾燥コース」があるなら上手に活用しよう。槽乾燥コースがない場合でも、洗濯のあとに乾燥運転をすれば洗濯槽の裏側までしっかりと乾かせる。カビが生えやすい梅雨の時期におすすめだ。

汚れた衣類を洗濯機に入れっぱなしにしない

衣服の汚れは雑菌のエサになるので、洗濯機に入れっぱなしにしない。汚れた衣服用の洗濯カゴを用意して、洗濯の直前になってから入れることが大事だ。洗濯後は湿気がこもらないように、衣服をすぐに取り出して干してほしい。

結論

洗濯機の汚れにはオキシ漬けがおすすめだ。使用する際は、まず洗濯機の説明書やオキシクリーンの分量を確認する。縦型とドラム式ではやり方が違うので、基本的な手順をチェックしておこう。オキシ漬けをしたあとは、洗濯機をキレイに保つコツを実践してほしい。洗剤や柔軟剤の適量を守ったり自然乾燥させたりすることで、カビの発生を予防できるだろう。