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水筒の茶渋には重曹がおすすめ!頑固な汚れの洗い方や注意点を解説

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目次

  • 1. 水筒の汚れの原因
  • 2. 水筒の基本的な洗い方
  • 3. 水筒の茶渋や臭いが気になる場合は重曹を使う
  • 4. 重曹以外を使った水筒の洗い方
  • 5. 水筒を洗う際の注意点

1. 水筒の汚れの原因

水筒が汚れる主な原因は飲み物の色素や茶渋だ。お茶やコーヒーを水筒に入れている場合、着色汚れがつくことがある。通常の洗剤では落としにくいので重曹を活用してほしい。また、唾液や糖分が残っていると雑菌やカビが繁殖しやすくなる。乾かさずに収納すると、カビが発生することがあるので注意が必要だ。水筒を清潔に使用するためにも正しい洗い方を確認しておこう。

2. 水筒の基本的な洗い方

水筒を清潔に使用するには、正しい方法で手入れする必要がある。水筒の汚れをスッキリと落とす、基本的な洗い方を紹介しよう。

パーツをすべて外す

まずは分解できるパーツをすべて外そう。パッキンには汚れがたまりやすいので、こちらも外しておくことがポイントだ。

食器用洗剤をつけて洗う

水筒本体やパーツは食器用洗剤とスポンジで洗おう。研磨剤がついた硬い面で洗うと傷がつくので注意してほしい。水筒の内部はボトルブラシを使用して、底の角まで丁寧に擦っておこう。

ぬるま湯で流して乾燥させる

洗剤が残らないようにしっかりとすすごう。ぬるま湯なら冷水より水切れがよいため乾くのが早い。水筒本体は、逆さまにして乾かすのがポイントだ。水筒外側の本体やフタ、パッキンは十分に乾燥させるか、清潔な布でしっかりと拭き取ろう。

3. 水筒の茶渋や臭いが気になる場合は重曹を使う

茶渋やコーヒーの色素、いやな臭いには重曹が有効だ。重曹を使用した洗い方を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

重曹を使った水筒の洗い方

  • 水筒のパーツをすべて外す
  • 水筒本体にぬるま湯(40~50度)と重曹(500mlに対して小さじ1)を入れて溶かす
  • 重曹を混ぜたぬるま湯をボウルや洗面器に入れてフタやパッキンなどのパーツをつけ置きする
  • 30分ほど放置したら残った汚れをスポンジで擦って落とす
  • 重曹が残らないようにぬるま湯でキレイにすすぐ
重曹は人体に無害な成分でできているので安心して使用できる。ただし、長時間放置するとパッキンが劣化しやすくなるので、30分以上のつけ置きは避けよう。

4. 重曹以外を使った水筒の洗い方

汚れの種類によって適した洗い方は異なる。重曹以外を使用した水筒の洗い方をまとめたので参考にしてほしい。

お酢

斑点状の赤いサビは水に含まれる鉄分が付着したもので、落とすためにはお酢が有効だ。ぬるま湯で10%くらい薄めたお酢を水筒本体に入れたら、30分ほどつけ置きしよう。あとは臭いが残らないようにしっかりとすすいでほしい。なお、醤油や砂糖など調味料が含まれるお酢は使用できない。

セスキ炭酸ソーダ

重曹と同じ弱アルカリ性で、茶渋や臭いが気になるときに活躍するアイテムだ。基本的な使い方は同じだが、重曹より溶けやすいので水を使用できる。水にセスキ炭酸ソーダ(200mlに対して小さじ1)を溶かして、30分ほどつけ置きしよう。

クエン酸

水に含まれるカルシウムが原因の白っぽいザラザラした汚れには、クエン酸がおすすめだ。ぬるま湯でクエン酸を1~2%くらい薄めたら、水筒本体に入れよう。3時間ほどつけ置きして、よく振り洗いしてからキレイにすすいでほしい。

酸素系漂白剤

酸素系漂白剤は茶渋や臭いに効果を発揮する。基本的な使い方は重曹と同じで、酸素系漂白剤(500mlに対して小さじ1)を使ってつけ置きしよう。ただし、密封すると内部に圧がかかるためフタをするのはNGだ。材質がアルミの水筒にも使えないので、あらかじめ確認しておこう。

塩素系漂白剤

塩素系漂白剤のキッチン泡ハイターは、ステンレス製やプラスチック製の水筒に使用できる。シュッと吹きかけたあと2分ほど放置して念入りにすすげば、除菌と消臭が可能だ。ただし、ステンレス以外の金属には使用できないので注意しよう。酸性の洗剤と混ぜると毒ガスが発生するなど取り扱いには注意が必要なので、説明文を十分に読んでから使用してほしい。

メラミンスポンジ

擦りにくい水筒の中の茶渋には、ダイソーの「マイボトル洗いメラミンスポンジ」がおすすめだ。小さくカットされたメラミンスポンジで、水と一緒に中に入れて振るだけで茶渋がスッキリと落とせる。一方で傷がつく可能性があるので、一般的なメラミンスポンジで擦るのは避けたほうがよいだろう。

5. 水筒を洗う際の注意点

重曹などで水筒を洗うときの注意点をまとめた。トラブルを避けるためにあらかじめチェックしておこう。

食洗機に入れない

一般的な水筒は食洗機では洗えない。お湯を使って洗浄するため、素材によっては変形する可能性がある。ただし、中には食洗機対応の水筒もあるので、事前に説明書で確認しておくのがおすすめだ。

強く擦らない

タワシや硬い素材のスポンジで擦ると傷がつく。傷の中に雑菌が入り込み、カビが発生しやすくなるので注意が必要だ。柔らかい材質のスポンジやボトルブラシを使って優しく擦ろう。

ステンレス製には塩素系漂白剤を使わない

キッチン泡ハイター以外の塩素系漂白剤は、ステンレスなど金属製の水筒には使用できない。コーティングが剥がれてサビや保温・保冷機能低下の原因になるので、重曹や酸素系漂白剤など、ほかの洗い方でキレイにしよう。

結論

水筒の茶渋や臭いには重曹がおすすめだ。ぬるま湯に溶かしたあと、30分ほどつけ置きすればスッキリと落ちる。赤いサビにはお酢、白っぽいザラザラにはクエン酸というように、汚れの種類にあわせて洗い方を変えよう。水筒の基本的な洗い方や洗う際の注意点も紹介したので、あわせてチェックしてほしい。