目次
- 1. お風呂の鏡の水垢が落ちないのはなぜ?
- 2. お風呂の鏡の水垢を落とす方法
- 3. お風呂の鏡の水垢を予防する方法
- 4. お風呂の鏡の水垢落としに便利なアイテム3選
1. お風呂の鏡の水垢が落ちないのはなぜ?

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単純に水垢のみなら落としやすいはずである
お風呂の鏡の水垢は、主に水道水に含まれるミネラル成分が空気中にある酸素や二酸化炭素と結合して結晶化されたものだ。また、水道水にはケイ素が含まれているが、これは鏡に含まれるケイ素と結びつきやすい性質がある。そのため、鏡に付着した水垢が落ちにくくなるのだ。しかし、ミネラル成分が固まっただけの水垢ならアルカリ性なので、本来であれば酸性の洗剤を使えば簡単に落とせるはずである。皮脂などが結合して石鹸カスになると厄介
鏡が水垢などで汚れるのは、石鹸やシャンプーなどが飛び散ったまま放置することも原因の1つだ。石鹸などに含まれる脂肪酸成分や皮脂の汚れが、水道水に含まれる成分と結合すると白い石鹸カスに変化する。この汚れを放置しておくと黒ずみやべたつきの原因にもなり、落としにくくなるため注意が必要だ。なお、石鹸カスは酸性汚れのため、アルカリ性の洗剤でなければ落とせない。2. お風呂の鏡の水垢を落とす方法

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軽度の水垢をクエン酸を使って落とす方法
まずは、鏡に付着したうろこ状の水垢の落とし方を解説しよう。用意するもの
- スプレーボトル
- クエン酸小さじ半分またはお酢100mL
- 水 100mL
- ペーパータオル
- 乾燥したタオル
落とし方
- 準備したスプレーボトルを使って、鏡にまんべんなくクエン酸や酢を溶解した溶液を噴射する
- ペーパータオルで鏡を覆う
- 30分ほど放置する
- 鏡を覆うのに使ったペーパータオルで円を描くように鏡を磨く
- 成分が残らないように水で洗い流す
- 乾燥したタオルで水分を拭き取る
頑固な水垢を重曹を使って落とす方法
長年貯蓄した頑固な水垢には、研磨作用のある重曹がおすすめだ。重曹の成分は水垢と同じアルカリ性だが、皮脂や石鹸カスが結びついた酸性の汚れを取り除くのに役立つ。- 重曹小さじ半分
- 水100mL
- スプレーボトル
- ペーパータオル
- ラップ
- 乾燥したタオル
落とし方
- 準備したスプレーボトルを使って鏡にまんべんなく重曹を溶解した溶液を噴射する
- ペーパータオルで鏡を覆い、その上にラップを貼る
- 軽い汚れでは30分ほど、強い汚れでは半日ほど放置する
- 鏡を覆うのに使ったペーパータオルで円を描くように鏡を磨く
- 成分が残らぬように水で洗い流す
- 乾燥したタオルで水分を拭き取る
3. お風呂の鏡の水垢を予防する方法

お風呂から上がるときは水分を拭き取る
鏡の水垢を予防するためには、毎度の入浴後に鏡の水滴を拭きとり、水分を残さないことが大切だ。乾いたタオルで拭き取ったり、水切りワイパー、スクイジーなどを使用したりするとよいだろう。シャンプーなどの汚れはこまめに洗い流す
シャンプーなどによるお風呂の鏡の汚れは、面倒であっても気づいたときにその都度洗い流すようにしよう。掃除のし忘れで汚れがひどくなるのを防ぐためにも習慣化してほしい。新聞紙などを使って日々のお手入れをすることも大切
新聞紙の印字に使用される成分は、鏡に付着した油成分を落とす作用がある。そのため、お風呂の鏡をまんべんなく水で濡らした後、新聞紙でキレイに拭き取る手入れを日課にするのもよいだろう。また、水垢防止剤をお風呂の鏡に塗るのもおすすめだ。4. お風呂の鏡の水垢落としに便利なアイテム3選

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