目次
- 1. エアコン掃除の頻度が少ないと悪影響が出る
- 2. エアコン掃除の適切な頻度
- 3. エアコンの室外機を掃除する頻度は?
- 4. エアコン掃除の頻度を少なくするには?
1. エアコン掃除の頻度が少ないと悪影響が出る

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効率が悪くなる
エアコンの汚れを放置すると冷暖房の効率が悪くなる。フィルターに付着したホコリにより風量が減少し、設定温度になりにくくなることで無駄に運転が続き、消費電力があがって電気代も高くなる。電気代が高くなったと感じた場合は、掃除の頻度が少ない可能性もあるだろう。カビが内部で発生する
湿度が高く温かいエアコンの内部はカビが繁殖しやすい環境だ。さらに、溜まった汚れやホコリはカビのエサになる。見えない内部でカビが繁殖しているケースは多く、においも発生するだろう。そのまま放置すればエアコンの風とともにカビの胞子が部屋中に広がるため、定期的な掃除が必要だ。健康への悪影響も
掃除の頻度が少ない汚れたエアコンの中には、ハウスダストが溜まっている。エアコンを使うたびにまき散らすことになるので、アレルギー症状がでる可能性があるだろう。さらに、繁殖したカビの胞子もアレルギーの原因になる。エアコンをつけたときにくしゃみや鼻水、咳といった症状がでるなら、掃除の頻度が足りていない可能性が高い。2. エアコン掃除の適切な頻度

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使用状況で頻度は変わる?
エアコンは使用頻度が高いほど汚れやすくなる。一人暮らしなどで、日中仕事で家を空けるのであれば、稼働時間が短くなり掃除の頻度も少なくてすむ。一日中エアコンを使っているご家庭なら、掃除の頻度を多くしたほうがいいだろう。また、油を使うキッチンに設置してあったり、喫煙者がいたりするとエアコンは汚れやすい。頻度の目安を参考にしながら、環境にあったペースで掃除をすることが重要だ。フィルター掃除は2週間に1回
エアコンのフィルターは汚れやすいので、2週間に1回の掃除を目安にする。汚れがひどくない場合は、外して掃除機で吸い込むだけでも清潔に保てるだろう。機種によっても異なるが、フィルターの「自動お掃除機能」があるエアコンなら基本的に掃除は必要ない。汚れが気になったときだけ掃除をすれば十分だ。ただし、ホコリをためる「ダストボックス」の手入れが必要になるので、外し方や掃除方法を説明書で確認しておこう。内部の掃除は1年に1回
エアコンの内部にも汚れが溜まるので定期的な掃除が必要だ。ただし、分解が必要なエアコン内部の掃除を自分でするのは難しい。エアコン洗浄スプレーを使用して掃除する方法だと表面の汚れしか取れず、サビや故障の原因になる可能性がある。年に1回の頻度を目安に、プロのクリーニング業者に依頼するとよいだろう。また、「凍結洗浄機能」がついたエアコンなら、内部の掃除が可能なのでぜひ活用してほしい。3. エアコンの室外機を掃除する頻度は?

エアコンの使用頻度によっても左右されるが、1年に1回を目安にしてほしい。ほとんどエアコンを使用しない場合でも、2年に1回は掃除をする。土埃が多い環境に設置していると汚れやすいので掃除の頻度を増やそう。
また、室外機の運転音が大きかったり異音がしたりする場合は、汚れや異物の詰まりが原因の可能性がある。手の届く範囲で室外機周りの汚れを取り除こう。それでも直らないときは、業者に掃除や修理を依頼してほしい。
4. エアコン掃除の頻度を少なくするには?

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小まめに掃除する
フィルターに溜まったホコリや汚れを放置すると落ちにくくなる。中性洗剤やブラシを使った掃除が必要になるため、手間がかかるだろう。2週間に1回の頻度で掃除を続ければ、掃除機だけでもほとんどの汚れを落とせる。さらに、エアコンのフィルターを清潔に保つことで、内部に入り込むホコリや汚れが減らせるだろう。送風運転を活用する
エアコンの内部に湿度が溜まるとカビが発生しやすい。冷房運転のあとは内部に結露が溜まるので、乾燥させることが重要だ。冷房を使わなくなる秋に、3〜4時間ほど「送風運転」をすればカビの発生を予防できる。送付運転機能がない場合は、室温が30度以下のときに、設定温度を1番高くして3~4時間くらい冷房運転をしてほしい。結論
エアコンを定期的に掃除することは、電気代の節約やカビの予防になる。汚れたまま放置するとアレルギーの原因にもなるので、適切な頻度で掃除しよう。フィルターは2週間に1回、内部は1年に1回、室外機は1年に1回の掃除を目安にする。また、フィルターを小まめに掃除したり、送風運転で内部を乾燥させたりすればエアコンを清潔に保てる。掃除の頻度を減らすことにつながるので、ぜひ実践してほしい。この記事もCheck!- エアコンの耐用年数は?寿命が近づいたときの症状や修理費用の目安も
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